天然ガス発祥の史跡めぐり

千葉県

天然ガス発祥の史跡めぐりのイメージ

水溶性天然ガス発祥の祉大多喜町には、1891年(明治24年)太田卯八郎宅の庭から天然ガスを発見した実用化のためにガス井戸を掘られるようになった。1931年(昭和6年)大多喜天然瓦斯株式会社は創業時大多喜町周辺で天然ガス販売事業を行っていた。1934年(昭和9年)三笠商会が相生工業株式会社を設立、地下かん水から沃素の製造を日本で初めて開始した史跡を巡るツアーを紹介いたします。
(日本は沃素世界生産量の35%をしめていて、千葉県は日本生産量の80%を占めている貴重な天然資源)

ツアーの参加にはアプリが必要です。アプリをインストールしてツアーコード「50536」で検索してください。
アプリを利用すると、デジタルスタンプラリーやフォトブックなどが楽しめます。事故やケガに備えて100円で最大1億円の保険も加入できます。

天然ガス記念館

千葉県夷隅郡

天然ガス記念館のイメージ

大多喜町は水溶性天然ガス発祥の地としていわれています。町内には現在の関東天然瓦斯㈱、合同資源産業㈱、大多喜ガス㈱の他にも小規模な工場が操業していました。この施設は関東天然瓦斯㈱が町の新たな観光資源として2013年4月1日にオープン致しました。

天然ガス発祥の碑

千葉県夷隅郡

天然ガス発祥の碑のイメージ

天然ガス発見については諸説があります。1590年本多忠勝が大多喜城入城6年後1596年説、その他にも1854~63年説、明治初期の1865~72年説などがありますが、史実に乏しくさだかではありません。1891年山崎屋太田卯八郎が屋敷の中に掘った井戸から泡を含んだ茶褐色の水に落胆して煙草を井戸に投げ捨てたところ、水泡が青白い炎をあげて燃えだした。多くの民家で井戸を掘り家庭燃料として利用するようになった。(関東天然瓦斯㈱会社の歴史より抜粋)

大多喜天然瓦斯株式会社発祥跡

千葉県夷隅郡

大多喜天然瓦斯株式会社発祥跡のイメージ

1918年朝日興業㈱を設立し1931年大多喜天然ガス㈱に変更し我が国で初めて天然ガス事業に進出した。創業時は大多喜町周辺で販売事業を行っていいましたが、茂原方面に拡大し1935年本社を茂原市に移し、1957年社名を関東天然瓦斯㈱に変更した。1969年から沃素の製造、販売を本格化した。

相生工業株式会社(合同資源産業株式会社)

千葉県夷隅郡

相生工業株式会社(合同資源産業株式会社)のイメージ

三笠商会が1934年大多喜町に相生工業㈱を設立し、上瀑工場を建設、地下かん水から銅法による沃素の製造を日本で初めて開始した。1965年社名を合同資源産業㈱に変更千葉事業所を八積工場構内に移し、上瀑工場を統合され、上瀑工場は各プラントの巡回を担っている。

プラント

千葉県いすみ市

プラントのイメージ

1950年代小規模なガス会社桐木工場の跡地で現在は合同資源産業㈱のプラントになっています。

養老渓谷温泉卿

千葉県夷隅郡

養老渓谷温泉卿のイメージ

1912年個人宅の敷地に天然ガスが湧きだし、1914年井戸より鉱泉がわき出した。鉱泉を分析した結果、天然ガスとラジュームが含有していることが判明した。養老渓谷温泉卿は茶褐色をした鉱泉を加熱したのが始まりで観光と療養の性格をもち合わせている。