屋久島山登山散策

鹿児島県

屋久島山登山散策のイメージ

島の中央部のほとんどが急峻な山岳部からなり「洋上アルプス」とも呼ばれている屋久島では、人の住む海岸沿いの集落より見える1000m級の山々を「前岳」、永田集落から望める永田岳を除き、「前岳」の奥に隠れて見えない中央部の山々を「奥岳」と呼んでいます。
奥岳には、日本百名山の宮之浦岳(標高1936m)を中心に永田岳、栗生岳、翁岳、安房岳、投石岳、黒味岳などの1800m級の山々が連座しており、登山愛好家が憧れる見どころいっぱいの登山道があります。
しかし、奥岳の山容は大きくロングコースであるためしっかりとした登山計画と装備、そして相応の体力が必要になります。
困難な登山をして奥岳へ入らなくても比較的容易にヤクスギを含む屋久島の森林を鑑賞できるよう、自然休養林を利用して作られた森が「ヤクスギランド」(荒川地区)と「白谷雲水峡」(白谷地区)です(レクリエーションの森と総称されています)。
「ヤクスギランド」では、ヤクスギ、モミ、ツガ、ヒメシャラ、ヤマグルマの巨木を含む原生林と、藩政時代のヤクスギの切り株、試し切りの跡等が見られ、人と森林の歴史的な関わりが学習できます。
「白谷雲水峡」は、ヤクスギを含む照葉樹天然林と一面を覆う地衣蘇苔植物、その中を流れる白谷川の清流と、谷に重なり合った花崗岩の巨石からなる渓谷を愉しむことができます。

[引用元]屋久島観光協会公式サイト
http://www.yakukan.jp/photo/page_2s.html

ツアーの参加にはアプリが必要です。アプリをインストールしてツアーコード「25007」で検索してください。
アプリを利用すると、デジタルスタンプラリーやフォトブックなどが楽しめます。事故やケガに備えて100円で最大1億円の保険も加入できます。

モッチョム岳トレッキング

鹿児島県熊毛郡

モッチョム岳トレッキングのイメージ

モッチョム岳は屋久島東南部の尾之間に位置する花崗岩の山で、漢字では「本富岳」と表記されます。
頂上の巨岩が上に突き出た姿から、「東洋のマッターホルン」や「日本一の陰陽山」とも呼ばれています。耳岳、割石岳と並ぶ尾之間三山の一つで、南から西斜面には700m近い標高差を持つ大岩壁があり、屋久島三大岩壁の一つとされています。

登山道の途中から世界自然遺産の保護地域となり、屋久島が世界自然遺産登録の決め手となった照葉樹林から針葉樹林へと移り変わる「植生の垂直分布」や、樹齢3,000年を超える「万代杉」や「モッチョム太郎」などの屋久杉、苔がむした森を見ることができます。

標高940mながらも山頂までの道のりは険しく、連続する急勾配や垂直に近い岩壁のクライミングがあるハードなコースとなっていますが、山頂からは屋久島平野部や太平洋の大海原が広がる大パノラマの絶景を眺めることができます。
※スタンプ獲得場所は、山登山口周辺になります。

[引用元]屋久島観光協会公式サイト
http://www.yakukan.jp/play/trek.html

紀元杉

その他の地域

紀元杉のイメージ

車で行くことが出来る最も大きな屋久杉
ヤクスギランドから約6km、車で15分弱。遊歩道が整備された、気軽に観光できる推定樹齢3,000年の屋久杉の巨木です。

ヤマグルマやナナカマドなど様々な植物が着生し、石楠花(シャクナゲ)開花の時期は着生木の石楠花の花を見ることができます。
標高1,230m、樹高19.5m、胸高周囲8.1m、推定樹齢3,000年。車で行くことが出来る最も大きな屋久杉です。

[入園料][休園日][開園時間][トイレ]なし
[駐車場]普通車5台
[アクセス]安房地区から路線バス・車で50分
バス停 No.72 「紀元杉」徒歩1分

[引用元]屋久島観光協会公式サイト
https://yakukan.jp/spot/6931.html

ウィルソン株

その他の地域

ウィルソン株のイメージ

標高1,030m、胸高周囲13.8m、推定樹齢3,000年。屋久島最大の切り株。約400年前に豊臣秀吉に献上する際に伐採されたとされています。 1914年、植物学者A.H.ウィルソン博士によって世界的に報じられました。

[入園料][休園日][開園時間][トイレ]なし
[駐車場]普通車5台
[アクセス]安房地区から路線バス・車で50分、その後トレイルを徒歩4時間
3月~11月は車両乗り入れ規制になります。
[一般車両の乗入れ規制の概要]
http://yakushima-tozan.com/bus/

[引用元]屋久島観光協会公式サイト
http://www.yakukan.jp/spot/index.html

アクセス
http://yakushima-tozan.com/bus/

縄文杉

その他の地域

縄文杉のイメージ

縄文杉は、幹周りが16.4メートルもある最大の屋久杉で日本最大でもあります。
その背が低く、ずんぐりとした樹形は高山地帯での過酷な環境下に育つ屋久杉の特徴をよく表しています。
縄文杉は、凸凹の激しい奇異な外観のために江戸時代には価値のないものとされ、当時行われた当時行われた大量伐採を生き延びました。
樹齢は2,000年から7,200年と推測されていますが、中心部が空洞になっているために、より正確な年代測定は困難です。
1996年には、訪問者の増加による踏圧から縄文杉を守るため木製の展望デッキが建てられました。

[引用元]屋久島観光協会公式サイト
https://yakukan.jp/spot/7006.html

花之江河

鹿児島県熊毛郡

花之江河のイメージ

花之江河は日本最南端の高層湿原で、屋久島の中央山岳部、標高1,640m地点にあります。
この高層湿原では、様々な高山植物や、風邪により萎縮し幹が白骨化した屋久杉の”白骨樹”(実際は生きています)が見られ、湿原を流れる清流と珍しい高山植物、ミズゴケ等の植物が幻想的な景色を作りだしています。淀川登山口から約2時間の場所にあり、宮之浦や黒味岳登山の途中で目にすることができます。

※スタンプ獲得場所は、山登山口周辺になります。

[引用元]屋久島観光協会公式パンフレット
http://www.town.yakushima.kagoshima.jp/yakushima-book/html5.html#page=23

黒味岳

鹿児島県熊毛郡

黒味岳のイメージ

黒味岳は標高1,831メートルに位置する、屋久島三岳のひとつで、頂上には驚くほど大きな花崗岩の岩塊が多く見られ、壮大な景色を見せてくれます。黒味岳頂上からは九州最高峰から第8位までの有名な山々の頂も一望でき、このような景色からも屋久島は、”洋上のアルプス”と呼ばれています。
黒味岳は登山は淀川登山から片道約3時間、上級レベルの登山ルートとなります。

※スタンプ獲得場所は、山登山口周辺になります。

[引用元]屋久島観光協会公式パンフレット
http://www.town.yakushima.kagoshima.jp/yakushima-book/html5.html#page=23

宮之浦岳

鹿児島県熊毛郡

宮之浦岳のイメージ

標高1,936メートルの宮之浦岳は九州最高峰の山で、固有種であるヤクシマシャクナゲの群生も見られます。
山頂からの全景はとても美しく、世界の頂上にいるような気分にさせてくれます。
ヤクシマシャクナゲの花の見ごろは5月下旬から6月上旬、ナナカマドやヤクシマオナガカエデなどを含む紅葉の見ごろは10月中旬から11月上旬です。
冬になると山頂は雪で覆われ、その深さは3~6メートルに達することもあるので、登山をされる場合は十分な準備をしてください。
淀川登山口から宮之浦岳への登山は片道およそ5時間もかかる本格的な登山となります。

※スタンプ獲得場所は、山登山口周辺になります。

[引用元]屋久島観光協会公式サイト
http://www.town.yakushima.kagoshima.jp/yakushima-book/html5.html#page=23

[引用元(画像)]屋久島観光協会公式サイト
http://www.yakukan.jp/play/trek.html

蛇之口滝トレッキング

鹿児島県熊毛郡

蛇之口滝トレッキングのイメージ

大岩の岩肌を30mすべり落ちる蛇之口滝を目指しての、比較的登山難易度の低いコースです。 ハイキングコースと記載されている場合もありますが、あくまでも登山道ですので他のコース同様の登山装備が必要です。 また、道が倒木等により不明瞭になっている場合もありますので、道迷いには十分に注意して下さい。
コースとしては、亜熱帯の照葉樹林帯から暖帯植生、スギ広葉樹林への植生の移り変わりや、泥岩から砂岩、そして花崗岩への地質の移り変わりを目と足で感じる事が出来ます。 冬場でも積雪することは無く、オールシーズン楽しめますが、分岐点先の渡渉箇所は増水すると渡れなくなりますので大雨には注意して下さい。

[入園料][休園日][開園時間][トイレ]なし
[所要時間]4~5時間
[駐車場]普通車5台
[アクセス]尾之間から車で3分
バス停 「温泉入口」下車、徒歩10分
[蛇之口岳山口]尾之間歩道入口(尾之間温泉横)から入山

※スタンプ獲得場所は、山登山口周辺になります。

[引用元]屋久島観光協会公式サイト
http://www.yakukan.jp/play/trek.html

猿川ガジュマル

鹿児島県熊毛郡

猿川ガジュマルのイメージ

高平地区の森の中にある大きなガジュマルです。県道から山手に入り藪の中に分け入ると、垂れ下がった気根が縺れたロープのように絡まった巨大なガジュマルが現れます。ひょっとしたら妖精(キジムナー)が住んでるのでは?と思わせる雰囲気。2017年には中国映画の撮影現場にもなりました。

[入園料][休園日][開園時間][トイレ]なし
[駐車場]普通車5台
[アクセス]バス停 No.81「中橋」から徒歩10分

[引用元]屋久島観光協会公式サイト
http://www.yakukan.jp/spot/index.html

太忠岳-tachudake

その他の地域

太忠岳-tachudakeのイメージ

太忠岳は、ヤクスギランドの150分コースにある蛇紋杉(倒木)から入ります。小花山の森や天文の森といった美しい森を通り、急登を抜けて尾根伝いに歩き、山頂に辿り着きます。標高1,497mの山頂には、自然美よりも造形美といった方がふさわしい、台座の上に高さ40mの三角錐を乗せたような自然のストーンオブジェ(石材彫刻)があります。天候が良ければ安房集落を一望でき、6月には山頂付近にヤクシマシャクナゲが開花します。