豊洲駅

千葉県

※本ツアーは終了しました。

豊洲駅のイメージ

豊洲の歴史は深い!新しい町に見えますが、誕生したのはなんと80年以上も前のこと。埋め立てが始まったのは大正時代とされています。「豊かな洲(しま)」になるという願いから「豊洲」と命名され、その後激動の時代の中で著しい変化を遂げてきました。そんな歴史の足跡を今でも見ることができるのが豊洲の魅力の一つです。豊洲市場だけではない、とっておきの見所スポットをここ豊洲駅周辺でご案内いたします。海風を感じながらのお散歩であなたはもっと豊洲に詳しくなり、ついでにお買い物やカフェまで楽しめてしまう、所要約2時間のお得なコースです。

※本ツアーは、Spotを自由な順番で巡ることができます。

▼東京メトロクラウドガイド2020(ツアーの企画者)
藤間さちお

【プロフィール】
千葉県生まれ。特技である絵や想像力を活かし、エンターテイメント作りを生きがいにしています。アート・デザインをイギリスで学び、テーマパーク関連の企業に就職。個人ではアニメーションコンテストでグランプリ受賞、発行したイラスト同人誌は短期間で10000部を突破しました。メディア掲載多数。趣味は、鉄道・旅行・映画・豊洲の歴史など。

ツアーの参加にはアプリが必要です。アプリをインストールしてツアーコード「48930」で検索してください。
アプリを利用すると、デジタルスタンプラリーやフォトブックなどが楽しめます。事故やケガに備えて100円で最大1億円の保険も加入できます。

出口「6b」

東京都江東区

出口「6b」のイメージ

ようこそ豊洲へ。少しだけ町の概要に触れておきましょう。豊洲は東京都江東区の臨海エリアにある埋立地。現在人口3.8万人の、オフィス、商業、住居(マンション)が集まる複合都市です。大正時代後期から埋め立てが始まった頃にはまだ地名がなく「埋立地5号地」と呼ばれていました。そんなこの地で最初に計画されたのは「万国博覧会」でした。国運を賭けた壮大なプロジェクトでしたが、当時の日中戦争の影響で延期(事実上の中止)となってしまいました。その後の豊洲は主に工業地として利用されていきます。

※スタンプは駅出口の周辺に近づくと獲得できます(map画面のピンの位置は中心地点を表します)。

東電堀

東京都江東区

東電堀のイメージ

東電堀は東京湾とつながっている入り江です。周辺は平成に入ってから近代的な住宅地として再整備されました。小型船の発着やイベント等でも利用され、地域住民の散歩道や憩いの場として親しまれています。運が良ければ水陸両用バスのダイブが見られるかもしれません。水辺にそびえるタワーマンション群がある場所には、30年ほど前まで大きな火力発電所がありました。ここで大量の電力を作り出し、東京都内へのエネルギーの安定供給に貢献しました。当時の面影はもはや跡形もありませんが、「東電堀」という名称にその記憶が刻まれています。

豊洲商店街

東京都江東区

豊洲商店街のイメージ

豊洲商店街は近隣住民やサラリーマンが利用する豊洲周辺の約70の飲食店や物販店から成り立っています。そのコミュニティ活動は70年以上の歴史を持ち、他の様々な団体と連携して豊洲ハロウィンパレードや豊洲水彩まつりを開催するなど、地域の生活に彩りと活気を与えています。最近では地元に住む方々と一緒に、通りに面した花壇に花を植えたりゴミを拾ったりする活動に協力し、街をきれいにすると共に安心安全な豊洲の街づくりに熱心です。そんな人情味あふれる豊洲商店街でお気に入りのお店や老舗の建物を見つけてみるのも良いですね。

※スタンプを獲得できない時は、パティスリーSAKURA周辺でお試しください。

CAFE;HAUS カフェハウス

東京都江東区

CAFE;HAUS カフェハウスのイメージ

少し歩いたら、すてきなカフェで一息つきませんか?お勧めなのはアットホームな雰囲気と親切なスタッフが地元住民にも愛されている「カフェ・ハウス」です。ティータイムやランチ、ディナー(有料)としてはもちろん、予約をすればバーベキューや貸切パーティーもできます。

<営業時間>11:30~23:00 毎日営業(貸切や臨時休業の場合がありますので、ご利用の際にはWebサイトにて営業状況をご確認ください。ご利用できない場合でも周辺には他にも素敵なカフェがいくつかあります)

※スタンプはCAFE;HAUS付近で獲得できます。

i-muse(アイミューズ) IHI HISTORY MUSEUM

東京都江東区

i-muse(アイミューズ) IHI HISTORY MUSEUMのイメージ

豊洲はIHIの本社ビルがあることでも有名です。IHI(旧石川島播磨重工業)は幕末に現在の佃島で創業した造船所でしたが、隅田川に橋がかかり、つくった船を海に出す事が難しくなったため、佃島から昭和14年(1939年)に造船部門がここ豊洲に移転してきました。豊洲IHIビル1階には、そんなIHIグループのチャレンジと創造の歴史を展示したミュージアムが併設されていて、模型やデジタルモニターでその軌跡をわかりやすく紹介しています。豊洲の街の移り変わりも見ることができて、観覧無料とは思えない充実した内容です。ミュージアムは2018年にリニューアルしたばかりでとてもきれいです。

<開館時間>9:30~17:30
<休館日>土日、年末年始、ゴールデンウィーク、夏季連休
<入館料>無料
※新型コロナウイルス感染拡大の影響で閉館・入場制限などを実施している場合があります。最新情報は事前に公式ホームページでご確認ください。

※スタンプは豊洲IHIビル周辺で獲得できます。

晴海鉄道橋(晴海橋梁)

東京都中央区

晴海鉄道橋(晴海橋梁)のイメージ

この古びた鉄橋(晴海橋梁)は昭和32年(1957年)から約30年間、東京都の貨物線(晴海線)として使われていました。当時、急激に増加した輸送需要に対応するため、こうした貨物線が東京港のあちこちで活躍し、豊洲にも貨物用の線路が張り巡らされていました。しかし、トラック輸送へのシフトや、周辺工場の移転に伴い、鉄道貨物は衰退し、平成元年(1989年)までに全線が廃止となりました。その後ほとんどの線路が撤去されましたが、この橋だけが解体を逃れ今日に至っています。現在線路上には立ち入り禁止ですが、東京都は橋の文化的価値を評価し遊歩道化に向けた保全計画を進行中です。

石川島造船所ドック跡

東京都江東区

石川島造船所ドック跡のイメージ

海風が気持ち良い遊歩道を進めば、ららぽーと豊洲の水上バスやボートの停留所に到着します。ここはかつて造船所だった頃のドックを再利用したものです。先でもご案内したIHI(旧石川島播磨重工)が昭和14年(1939年)から平成14年(2002年)までここを造船所として利用していました。現在のららぽーと豊洲の建物も、実はそんな船や海との関わりが深い場所であったことに因んで、船をモチーフに設計されています。ドックを見たら、ついでにお食事やお買い物を楽しんでみてはいかがでしょう。今年は「ららぽーと豊洲3(豊洲ベイサイドクロス)」もグランドオープンし、サービスは益々充実しています。

出口「2a」

東京都江東区

出口「2a」のイメージ

お疲れ様でした。最終地点に到着です。有楽町線豊洲駅は昭和63年(1988年)に新富町ー新木場間の延伸と同時に開業し、東京の中心(有楽町)から8分という好立地を生みました。この頃の豊洲は衰退した工業地帯に再開発の目が向けられており、新たな街づくりが始まろうとしていました。それから約30年が過ぎた今、「豊かな洲(しま)」になるようにという願いで名付けられた「豊洲」は時代の変化を経てその名に相応しい成長を遂げました。豊洲駅周辺の歴史散歩、お楽しみいただけたでしょうか?これからもさらに発展していく豊洲にご期待ください。本日はご参加いただきありがとうございました。

<協力>
コンテンツサポート:aya171

※本スタンプの獲得は、他Spotのスタンプを2つ以上獲得している必要があります。

※スタンプは駅出口の周辺に近づくと獲得できます(map画面のピンの位置は中心地点を表します)。