百舌鳥古墳群は、堺市内の東西・南北約4キロメートルの範囲に広がる古墳群です。古墳時代、この一帯には100基を越える古墳が造られました。しかし、都市化の進展などによってその多くが失われ、現在は4世紀後半から6世紀前半に造られた44基の古墳が残っています。その中には、世界最大級の墳墓・仁徳天皇陵古墳をはじめとする巨大前方後円墳などが含まれており、日本の古墳文化を物語る貴重な遺産です。
古市古墳群は、藤井寺市から羽曳野市にかけて東西・南北約4キロメートルの範囲に広がる古墳群です。墳丘長400メートルを超える巨大な前方後円墳の応神天皇陵古墳から、一辺10メートルに満たない小型方墳まで130基を越える様々な墳形と規模の古墳からなります。現存する45基のうち、墳丘長200メートルを超える巨大な前方後円墳は7基も含まれています。
2019年に世界文化遺産に登録された百舌鳥・古市古墳群を、約300年前に人の手で付け替えられた大和川を経由して散走してみませんか。
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アプリを利用すると、デジタルスタンプラリーやフォトブックなどが楽しめます。事故やケガに備えて100円で最大1億円の保険も加入できます。
履中天皇陵古墳ビュースポット
大阪府堺市
石津ヶ丘にある全長約365mの日本で3番目に大きい巨大前方後円墳。仁徳天皇陵古墳より古く5世紀前半頃に造られ、百舌鳥耳原南陵、ミサンザイ古墳、石津ヶ丘古墳とも呼ばれる百舌鳥耳原三陵の一つです。
いたすけ古墳
大阪府堺市
百舌鳥古墳群中央にある大きさ8番目の国指定史跡の前方後円墳。住宅造成で破壊されそうになったのを市民運動によって保存したことで、出土した冑の埴輪は市の文化財保護のシンボルマークになっています。タヌキが暮らしていて、姿を見せることもあります。
仁徳天皇陵古墳拝所・ 百舌鳥古墳群ビジターセンター
大阪府堺市
クフ王ピラミッド、始皇帝陵と並ぶ世界3大墳墓、5世紀中ごろ築造とされ全長約486mの日本最大の前方後円墳。百舌鳥耳原三陵の一つで、墳丘は3段に築成され三重の濠がめぐり10基以上の陪塚があります。
反正天皇陵古墳拝所
大阪府堺市
百舌鳥古墳群北端にある全長約148mの天皇陵では小さい方の前方後円墳。5世紀中頃の築造で陪塚とされる古墳2基、二重濠の存在が確認されています。百舌鳥3陵の一つ百舌鳥耳原北陵とも呼ばれています。
堺市役所展望ロビー
大阪府堺市
堺市役所の最上階21階で360度の展望が無料で楽しめる回廊ロビー。堺市内はもちろんのこと、百舌鳥古墳群や、生駒・金剛山などを一望できます。
シマノ自転車博物館
大阪府堺市
鉄砲鍛冶の知恵と技を生かし発展してきた堺の自転車産業、発展の歴史を知ることができる日本唯一の自転車博物館です。2022年3月に場所を大仙公園から堺区南向陽町に移し、規模も3.5倍に拡大され、リニューアルオープンしました。
浅香山緑道・ 与謝野晶子歌碑
大阪府大阪市
2012年に整備された大和川に沿って広がる緑道。5月初旬には「浅香山つつじまつり」が開催されます。「大阪みどりの百選」の一つ浅香山浄水場が解放され、緑道も含めて、市の花木「つつじ」を楽しむことができます。
平成25年に、大和川を愛した与謝野晶子の歌碑が建立されました。
西除川捷水路
大阪府堺市
1982年、台風9号から変わった低気圧や台風10号による連続豪雨で、西除川下流部が氾濫、堺市及び松原市域で大水害が発生しました。大阪府は「激甚災害対策特別緊急事業の指定を受け、JR阪和線の下流側で大和川に合流していた西除川について、常磐浜寺線の下流部に捷水路(バイパス水路)を整備するなど大規模な河川改修を行いました。
大依羅神社・依羅池跡
大阪府大阪市
大依羅神社の祭神は住吉三神と建豊波豆羅和気王という依羅・我孫子地方の豪族の祖先です。また、当地方は天皇料地で古くから開け、日本書紀には依網池を掘った記録があります。この依網池は約1平方キロメートルにも及ぶ大池で、長く灌漑に利用されていましたが、1704年大和川の付け替えで、池は大和川により分断され縮小し、現在では全く姿を消しています。
阿麻美許曾神社
大阪府大阪市
阿麻美許曾神社の祭神は素戔鳴尊、天児屋根命、事代主命です。本神社は矢田村の氏神であったことから、象の鼻のように細長い大和川以南の旧府道26号線沿いは、大和川の付け替え後も、松原市では無く大阪市東住吉区となっています。
西除川はこの参道の東側を北上していたと思われますが、大和川の付け替えによりJR阪和線下流部で合流する形に流れが変更されています。
高野大橋南詰
大阪府大阪市
旧高野大橋は、現在より約200m上流側の中高野街道が大和川を渡る部分に架けられていました。1954年、府道整備に伴い橋は近代化され、現在の位置に新しく架けられました。旧架橋位置には、現在も旧橋の橋杭が残っています。
松原ジャンクション道路休憩施設
大阪府松原市
近畿道、阪和道、西名阪道、阪神高速松原線が交わる一大ジャンクションです。地上部も幹線道路が交わる交通結節点であり、休憩施設が整備されています。
津堂城山古墳・津堂八幡神社
大阪府藤井寺市
古市古墳群で最初に出現した巨大前方後円墳で、古墳群の最北端に位置しています。巨大な長持形石棺が確認されています。また、実物大の水鳥形埴輪が発見され、国の重要文化財に指定されています。
仲哀天皇陵古墳拝所
大阪府藤井寺市
古市古墳群の西端に位置する前方後円墳。室町時代に城として使われていたため、墳丘の上面は形が変えられています。墳丘や濠からは、円筒埴輪や形象埴輪が出土しています。
応神天皇陵古墳拝所
大阪府藤井寺市
古市古墳群の中央部東よりに位置する日本第2位の大きさの前方後円墳で、二重の濠と堤に囲まれています。南側に接して応神天皇を主祭神とする誉田八幡宮が鎮座しています。毎年9月に行われる秋祭りには、神輿が応神天皇陵に渡御する儀式が行われます。
仲姫命陵(仲津山)古墳拝所
大阪府藤井寺市
古市古墳群で2番目、全国では9番目に大きな古墳です。発掘調査では円筒埴輪と葺石が発見されています。築造にあたって、大規模な土木工事が行われたことが確認されています。
允恭天皇陵古墳拝所
大阪府藤井寺市
古市古墳群の北東部の台地上に位置する前方後円墳です。周辺の発掘調査では円筒埴輪、形象埴輪が出土しています。