瀬戸内の潮風香る散歩道 海景ノスタルジー【歩いてひめじ】

兵庫県

瀬戸内の潮風香る散歩道 海景ノスタルジー【歩いてひめじ】のイメージ

姫路市の東南部播磨灘に面した的形町は、地形が弓の的の形に似ていたことからその名がついたとされています。また、遠浅の「まとかたの湊」を横切るとき、引き潮を待った「待潟」(まちかた)が転化した地名だともいわれています。古代の古墳に始まり、岩石信仰や行基伝説にまつわる寺院創建や、中世では的形・福泊両城跡、地蔵などの石造物、近世では禅寺の庭園など各時代の特徴をあらわす多くの文化財が比較的良好な状態で保存されています。

ツアーの参加にはアプリが必要です。アプリをインストールしてツアーコード「84853」で検索してください。
アプリを利用すると、デジタルスタンプラリーやフォトブックなどが楽しめます。事故やケガに備えて100円で最大1億円の保険も加入できます。

岩神社

兵庫県姫路市

岩神社のイメージ

この場所の地下に一大岩盤があり、その一部が露出しています。そこに人々は神を感じ小社を建て地区の守り神として信仰を寄せていたとされています。古代から近世に伝わる岩石信仰の一典型を感じられます。

木庭山小赤壁公園(木庭神社・木庭山古墳)

兵庫県姫路市

木庭山小赤壁公園(木庭神社・木庭山古墳)のイメージ

小赤壁公園は、高さ50m、長さ800mの岩石海岸で、流紋岩からなる景勝地となっています。1979年にノジギクや桜の名所として知られる木庭山を含めた磯周辺と共に、姫路市の緑の十景のひとつに制定されました。
「小赤壁」の名は、江戸時代(1825年)に頼山陽がこの地に訪れた際、中国の赤壁に似ているとして命名したことが由来となっています。公園内に、木庭神社・木庭山古墳もあります。また、展望台からは天気がよければ明石海峡大橋や淡路島、家島に四国などを見ることができます。
※スタンプは小赤壁展望台から半径300mの範囲で獲得できます。

袖もぎ地蔵

兵庫県姫路市

袖もぎ地蔵のイメージ

石棺の蓋石に地蔵像を刻んだ石棺仏で、福泊から木場の峠の頂上にあります。貞治3年 (1364)の年号があり、この地蔵の前で転ぶと着物の片袖をちぎってお供えしないと不幸があるという伝説があり、この名前がついています。

福泊神社

兵庫県姫路市

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室町時代に建てられた神社で、西側の溝が昔の飾磨郡と印南郡の境目でした。平成13年(2001)8月に姫路市の文化財に指定されました。当初から残る本殿正面の扉まわりの上り竜と下り竜の彫刻や、正面上部の「かえるまた」のデザインがが印象的で注目ポイントです。

八家地蔵

兵庫県姫路市

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伝説では、奈良時代、大亀に乗って海中より現われ、この地を訪れた僧・行基が安置し開眼供養したいう話があります。子授け地蔵としても有名で、尼崎・堺には分霊がまつられ信仰を集めています。また、八家地蔵の東には、安政年間に砲塁を築いて、大砲を備えていました。