五つの旧街道の一つ、竹内街道は古代には丹比道(たじひどう)とも呼ばれ、その道筋は西の起点大小路から榎元町、長曽根、野遠(のとお)を経て、竹内峠を越えて飛鳥のみやこに至る経路で、政治・経済・外交の重要なルートとして利用されていました。
街道沿いには、古墳をはじめ金岡神社など多くの名所旧跡が点在し、まさに歴史の古道、古代人の夢を追うロマンの道といえます。
歴史に富む竹内街道を散歩するように、自転車でゆっくり散走観光しませんか。
※アスマイルポイントの特典は2024年3月31日をもって終了いたしました。
ツアーの参加にはアプリが必要です。アプリをインストールしてツアーコード「98779」で検索してください。
アプリを利用すると、デジタルスタンプラリーやフォトブックなどが楽しめます。事故やケガに備えて100円で最大1億円の保険も加入できます。
大小路(晴明辻)
大阪府堺市
西高野街道のスタート地点。大道筋と大小路筋の交差する、別名「清明辻」。摂津国阿倍野に生まれた陰陽師・安倍晴明がこの辻を通ったときに占い書きを埋めたそうで、ここで占いをすると必ず当たると言われています。
開口神社
大阪府堺市
行基が念仏寺、空海が宝塔を境内に建てたことで「大寺」とも呼ばれる塩土老翁神、素盞嗚神、生国魂神を祀る旧市内唯一の式内社。大寺縁起絵巻、伏見天皇宸翰御歌集、短刀銘吉光は国指定の重要文化財です。
堺市役所展望ロビー
大阪府堺市
堺市役所の最上階(21F)で360度の展望が無料で楽しめる回廊ロビー。堺市内はもちろんのこと、百舌鳥古墳群や、生駒・金剛山などを一望できます。
榎宝篋院塔
大阪府堺市
7世紀中頃に夢幻永海という僧が勧進し建立。竹内街道と西高野街道の分岐点に近い江戸時代の交通の要に立つ塔は、地域の人々の信仰対象だけでなく旅人や道中の無事を祈る人達の信仰を集めてきました。
産業振興センター・SCUBE
大阪府堺市
産業振興センターは、堺市の総合的な中小企業支援拠点で、経営相談、技術開発支援、人材育成、金融支援などを実施しています。イベントホール846席、大小会議室・セミナー室、コンベンションホール、小ホールの会場も利用できます。
SCUBEは、創業間もない企業や創業予定者をはじめ、堺・南大阪地域の中小・中堅企業の新事業へのチャレンジを含めた第二創業など、さまざまなタイプの新事業創造に対応したスペースを提供しています。
金岡神社
大阪府堺市
絵所長者という役所で最も重きをなした平安前期の宮廷画家巨勢金岡を祭る神社。氏子11町内の大太鼓によるお盆の行事は夏の風物詩です。境内の樹齢900年と推定される御神木の楠は、堺市指定保存樹木に指定されています。
大泉緑地
大阪府堺市
約100haの敷地に32万本もの樹木が茂る大森林公園。花木が自然に近い状態で育てられ野鳥や昆虫も多く、カキツバタ園が有名で5月上旬~中旬が見ごろです。スタンプは花と緑の相談所付近で獲得できます。
西除川合流部
大阪府松原市
松原市西部の西除川に沿って、北は天美西公園から南は松原市民運動広場までを結ぶ約4kmの遊歩道が整備されています。遊歩道内には5つの広場があり、四季折々の花や緑を楽しめます。
岡公園
大阪府松原市
竹内街道を広く知ってもらえるよう記念碑が建立されています。付近には道標も残っており、松原と竹内街道の歴史を感じることができます。
松原南コミュニティーセンター(竹内街道案内板)
大阪府松原市
中高野街道と竹内街道分岐点、伊勢神宮の参拝を目的として結成された伊勢講が1797年(寛政9年)5月に建てた花崗岩のかまぼこ型角柱があります。
立部緑の一里塚
大阪府松原市
一里塚は、かつて街道を旅する人々にとって一里程の目印であり、塚上の木がつくりだす木陰は一服の休憩所でした。中世の河内鋳物師に関わる文化財が発見された立部遺跡の地に新たに建てられました。
野中寺
大阪府羽曳野市
聖徳太子の命で蘇我馬子が建てたと伝えられ、「中の太子」と呼ばれています。白鳳期の弥勒菩薩半跏像や平安期の地蔵菩薩立像などの重要文化財があります。
峯ヶ塚古墳
大阪府羽曳野市
長さ96mの前方後円墳で、後円部に造られた石室からは豪華な副葬品が多数発見されました。
白鳥陵古墳
大阪府羽曳野市
5世紀の後半に築造された、長さ200m、高さ23mの前方後円墳。古墳の北側を通る竹内街道の道筋からは、広い濠の水面に前方後円墳の美しい姿を見ることができます。スタンプは竹内街道付近で獲得できます。
誉田八幡宮
大阪府羽曳野市
欽明天皇の頃、勅命で応神陵の前に創建されたと伝えられる神輿をはじめ、数々の国宝・重要文化財が収められています。9月15日には神輿が応神天皇陵に渡御する「お渡り」の儀式が行われます。
西琳寺
大阪府羽曳野市
7世紀前半に、渡来系氏族の西文氏(かわちのふみうじ)によって建立された寺院。かつては壮大な寺院でした。屋根を飾った鴟尾(しび)は他に例を見ないほど装飾豊かです。
駒ヶ谷緑の一里塚・であいのみち
大阪府柏原市
一里塚は、かつて街道を旅する人々にとって一里程の目印であり、塚上の木がつくりだす木陰は一服の休憩所でありました。
であいのみちは、近鉄駒ヶ谷駅の北東にあり、飛鳥川の旧河川敷を利用して、古墳時代・飛鳥時代の時の流れや変化を表現した遊歩道です。「人」・「時」との出会いの空間を創造しています。
杜本神社
大阪府柏原市
駒ヶ谷駅から東に約10分程歩いた宮山頂上付近にある神社です。現在の祭神は、経津主命・経津主姫命とされています。平安期、百済宿祢永継と祖先神を祀っていた杜本神社は、延喜式のなかでもっとも格式の高い名神大社として位置づけられ、朝廷から勅使が派遣されました。織田信長の高屋城攻めの兵火を受けて焼失し、豊臣秀吉のときに所領を没収されるなど衰退していましたが、江戸時代に覚峰によって再興されて現在に至っています。
妙見寺・緑の一里塚
大阪府南河内郡
妙見寺は598年蘇我馬子の創建と伝えられ、河内の国最初の霊場です。南北朝の乱の兵火で被害を受け焼失しますが、寛文年間再興され、真言宗から曹洞宗に改宗されました。1873年廃寺となりましたが、1880年現在の地に再興され、現在に至っています。
一里塚は、かつて街道を旅する人々にとって一里程の目印であり、塚上の木がつくりだす木陰は一服の休憩所でした。
竹内街道歴史資料館
大阪府南河内郡
竹内街道と王陵の谷、近つ飛鳥と呼ばれる太子町の歴史について紹介する資料館。竹内街道の始まりから現代に至るまでを、さまざまな角度から知ることができます。