南紀熊野ジオパークスタンプラリー

和歌山県

南紀熊野ジオパークスタンプラリーのイメージ

第11回南紀熊野ジオパークフェスタ関連イベントとして、南紀熊野ジオパーク(南エリア)を周遊するデジタルスタンプラリーを開催します!

串本町、古座川町エリアのおすすめスポットを回って、たくさんスタンプを集めてください♪

ツアーの参加にはアプリが必要です。アプリをインストールしてツアーコード「05650」で検索してください。
アプリを利用すると、デジタルスタンプラリーやフォトブックなどが楽しめます。事故やケガに備えて100円で最大1億円の保険も加入できます。

潮岬青少年の家

和歌山県東牟婁郡

潮岬青少年の家のイメージ

第11回南紀熊野ジオパークフェスタ イベント開催!

南紀熊野ジオパークや吉野熊野国立公園の魅力が楽しめるイベントです。ぜひお越しください。
日時:令和6年3月3日(日)10:00~15:00
会場:潮岬青少年の家(串本町潮岬669)
内容:物産展、交流ブース、パネル展示、飲食ブース、各種体験コーナー等

所在地:〒649-3502 和歌山県東牟婁郡串本町潮岬669

南紀熊野ジオパークセンター

和歌山県東牟婁郡

南紀熊野ジオパークセンターのイメージ

南紀熊野ジオパークと出会い、ものがたりを知り、五感で楽しむ!
 
本州最南端の串本町潮岬にある「南紀熊野ジオパークセンター」は、南紀熊野ジオパークの情報発信や調査研究の拠点です。
ここで、大地の成り立ちや、南紀熊野の自然や歴史文化を知って、ぜひ各スポットを訪れてください。

所在地:〒649-3502 和歌山県東牟婁郡串本町潮岬2838−3

荒船海岸

和歌山県東牟婁郡

荒船海岸のイメージ

荒船海岸は浦神半島の先端までの、太平洋に面した約6㎞の海岸です。海岸沿いでは泥岩や砂岩の地層がみられ、また地殻変動の影響を受けて、場所によっては地層が垂直に立ち上がっているところもあります。また波の浸食によってできた大小さまざまな洞窟もみられます。荒船海岸の山側には民間企業によるロケット発射場が作られています。

所在地:〒649-4112 和歌山県東牟婁郡串本町田原 地内

橋杭岩

和歌山県東牟婁郡

橋杭岩のイメージ

南北850mにわたって、まるで橋脚(橋杭)のように岩が直線状に並んでいます。これは堆積岩の地層の中にマグマが細長く入り込んで固まり、その後の浸食によってやわらかい堆積岩の部分が削られて橋杭岩となりました。また、周辺には橋杭岩から崩れて運ばれてきた岩(津波石)が点在しています。巨大地震による大津波によって運ばれたと考えられています。

所在地:〒649-3511 和歌山県東牟婁郡串本町鬮野川 地内

樫野崎

和歌山県東牟婁郡

樫野崎のイメージ

樫野崎は紀伊大島の東端にあり、イギリス人の灯台技師「リチャード・ヘンリー・ブラントン」が建築に携わった、日本最初の石造り灯台「樫野埼灯台(明治3年点灯)」があります。灯台には古座川沿いで採石されていた「宇津木石(火砕岩)」が用いられています。近くには、樫野崎沖で難破したトルコ軍艦「エルトゥールル号」の遭難慰霊碑があります。

所在地:〒649-3631 和歌山県東牟婁郡串本町樫野 地内

海金剛

和歌山県東牟婁郡

海金剛のイメージ

樫野崎がある紀伊大島は、南紀熊野の大規模な火山活動よりも少し前の時代に海底で噴出した火山灰やマグマが固まってできた火成岩でできてています。海金剛でも火成岩がみられ、マグマが冷え固まる時にできた割れ目に沿って岩が波によって削られたことで、尖った岩礁となっています。

所在地:〒649-3631 和歌山県東牟婁郡串本町樫野 地内

串本海中公園

和歌山県東牟婁郡

串本海中公園のイメージ

世界最北の大規模サンゴ群集がみられます。サンゴは主に北緯30度~南緯30度の温かい地域にみられますが、串本沿岸(北緯33.5度)は暖流「黒潮」の影響を受けるためサンゴが生育できる温かい水温となっています。このサンゴ群集は2005年にラムサール条約湿地に登録されています。海岸に打ち上げられたサンゴは、漆喰の材料として利用されていました。

※串本海中公園センター水族館等へ入場される場合は、チケットをお買い求めください。

所在地:〒649-3514 和歌山県東牟婁郡串本町有田 地内

江田海岸

その他の地域

江田海岸のイメージ

垂直に近い角度に傾いた砂岩と泥岩の地層が観察できる海岸です。この地層は深い海の底に溜まったもので、沈み込むプレートの力によって長い時間をかけて陸上に現れました。この時、地層にかかった力によって折れ曲がるように地層が変形した「褶曲」も見ることができます。

所在地:〒649-3521 和歌山県東牟婁郡串本町江田 地内

サラシ首層

その他の地域

サラシ首層のイメージ

大小様々なサイズの岩が一部地面に埋まったまま見えています。これは地震などで発生した海底の土砂崩れ(海底土石流)によって運ばれた泥と崩れた岩が一緒に固まった地層です。泥の部分が波の浸食で削られている途中で、岩はまだ地中に残っているため、このような不思議な景観になっていると考えられています。

所在地:〒649-3522 和歌山県東牟婁郡串本町田子 地内

高池の虫喰岩

和歌山県東牟婁郡

高池の虫喰岩のイメージ

山肌に虫喰状の無数の穴が見られます。この岩は約1500万年前の南紀熊野の大規模な火山活動によって作られました。その後、岩の表面が剥がれる風化が進むことで、現在のような姿になりました。虫喰岩に穴の開いた小石を供えると耳の病気が良くなると言われています。

所在地:〒649-4103 和歌山県東牟婁郡古座川町池野山 地内

古座川の一枚岩

和歌山県東牟婁郡

古座川の一枚岩のイメージ

高さ100m、幅500mの割れ目の無い巨大な一枚岩です。約1500万年前の南紀熊野の大規模な火山活動の時、マグマが地表に噴出する際の通り道で火山灰などが固まった火砕岩からできています。岩壁には、一枚岩の守り犬の民話があり、毎年4月19日前後、8月25日前後に巨大な犬の影が出現します。

所在地:〒649-4235 和歌山県東牟婁郡古座川町相瀬 地内

滝の拝

和歌山県東牟婁郡

滝の拝のイメージ

約200mにわたり河床に無数の穴がみられます。これは岩のくぼみに入り込んだ石が、河床を削ることでできます。滝の拝周辺の地層は、熱の影響で硬くなっているため、穴が壊れにくく、深く掘られます。トントン釣りというアユの引掛け漁や、ボウズハゼやヨシノボリが岩肌をよじ登る様子が初夏の風物詩となっています。

所在地:〒649-4216 和歌山県東牟婁郡古座川町小川 地内